暗い場所
そこは生ぬるい温度を一定に保った
粘膜みたいな場所で
触れたくないのに、全てがそれでできているから
触れなくちゃいけない

強い不快感と
私が触れるたびに反応を返すから
動くたびに苛々する

そこは私を必要としているのに
私には居づらい場所で
光も差し込まない
深くて暗い場所

音は反響して
私は自分の意識に飲み込まれていく
誰かが私を抱きしめて
侵食し始める

怖いことはないんだ

私を抱きしめた存在はそう言った

君が欲しいだけなんだ

また続けてそういう
私は抱きしめられることにも、声にも
反応しないまま
この粘膜のような場所にい続ける


出口が見えない

私はそう思い、口にすることしか出来なかった

スレッドテーマ [ 小説・文学 … 自作詩 ]
08/12 23:38 | 詩のようなそんなような
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